親孝行のやり方
三連休、特に休みではないけれど、友人に誘われ劇団四季のリトルマーメイドへ。劇団四季は、4?5?年前の美女と野獣以来で、ずっと楽しみにしていた。
海の中の世界、ということで2階席でもとてもいい位置だった。人間という未知なるものへの憧れと恐れ、男と女の違い、そんなものを考えつつ、一番は父と娘の関係が心に残った。
自分の知らないところに行くのは嫌だ、寂しい、という気持ちが、父親にはあって、それを乗り越えることが一つの答えを導き出していた。私も父親には、それを乗り越えて欲しいと思っているのだろうか。
ただ、父親が乗り越えようと乗り越えまいと、私は今やることをやるだけであることは間違いない。そこで、衝突が生まれてしまうことだけが切ない。
私が父親を大切にできるのは、父親の言うなりになんでもすることだけではないはずだ。そうできる「親孝行」もあるかもしれないけれど、私は私のやり方で親孝行をしたいな、とそう思った。