赤い傘の観察と分析

考えたこと、したこと、言ったこと、見たこと

「マイノリティ」への配慮

相方さんがセンター試験を受けた。相方さんは現役生とはとても歳が離れているので「怒られやしないか」と不安を漏らすこともこれまでにもあった。やはり当日も緊張しているようで「浮かない服装」選びを私も手伝うこととなった。センター試験の受験者層の中からみれば確かに相方さんはマイノリティだろう。ただ、私は、相方さんがそれを申し訳なく思っていることに違和感をずっと感じていた。

友達と話すなかで、高齢の受験者に対する銀行窓口の対応、未成年に対する窓口の対応、そんな場面がいろいろ出て来た。人は、自分と違った条件を持つ人、自分が経験していないことに対する想像をする努力を惜しんではいけないと思う。少なくとも、私は、想像する努力を惜しまないように生きていきたい。ただ、やはり想像力にも限界があり、失敗することで想像の幅は広がるものであると思う。だから、想像できなかった人を一概に責めることもできないのだ。そして、想像できなかったばかりに傷ついた人も、怒っていいと思う。その相互の動きのなかで想像力は豊かになっていくはず。

 加湿空気清浄機を購入。少し高い買い物だが、大事に使って行こうと思う。最近寒くて朝が辛い。